fuu32のブログ

精進記録

ICPC国内予選2019 参加記

はじめに

今年もICPC国内予選に参加しました。国内予選の参加記はこれが初めて。
チーム名はReturn 0で僕、やたかくん(@math_kpro)、りゅうせいくん(@ryu_ishika)の全員AtCoder緑といったメンバーでした。

結果は3完で121/458位。
これ以降ポエムになりますが、出来ればあとがきを読んでもらいたいかな。

当日以前

チーム練は模擬国内に参加しただけで普段の活動では個人でAOJ-ICPCの過去問を埋めていくことをしていました。もう少し真面目にチーム練をしてもよかったかも。

開始n時間前

ちょうど学内の書店で大判印刷ができる日だったので、ICPCのポスターを印刷していました。 印刷したはいいけど、画質が荒いし小さかったので悲しかったが...

3限は授業だったけど、ポスターを印刷していたら授業に少し遅れる。
真面目なので4限も受けてからチームの部屋に向かい準備したりリラックスしたり。

弊大学からは5チームが出場しており、個人的には3完はして学内2位にはなりたいなと思っていました。

競技開始

始まる前からAをりゅうせいくん、Bを僕、Cをやたかくんが担当しようと決めておいたので、各自それぞれの問題を見ていった。

Bははじめ文字間の最短経路かと思ったけど、複数のマスに同じ文字を含むことはないので、座標持ってマンハッタン距離やろと考え紙コーディングをしていた。去年のBが実装重め系で辛かった記憶があったので少し安堵。

Aをりゅうせいくんに任せていたけど、人の環境&US配列に慣れてないっぽい感じで大変そうだった。(本来はここでさりげなくサポートするのが上回生の役目だと思うんですがまぁ多少はね...)

やっぱりチーム固定でやっていく人々は環境を統一した方がいいね(それはそう
US配列はいいぞ!みんなUS配列を使おうな!!!(エディタはまぁご自由にどうぞ

少ししてりゅうせいくんがAをAC。
紙コーディングしていたので、僕がBを書く。AC。

その後はCを考えていたやたかくんに僕が合流して、Dをりゅうせいくんが考えることに。

Cは二人とも似たようなことを考えていて、mが小さいので各  w_{i} に対して、 -1、0、1倍して使う組合せを考えていい感じにしようみたいなことになり適当に書く。 サンプルケースの最後が合わない。デバッグしてみると、どこか重複してるんやろなと感じ取って、だいぶ時間がかかったが修正。

計算量が怪しかったが1分ぐらい回したら答えが出たので提出してAC。 これが噂に聞くICPC特有のあれかと思い少し感動した。

他にはEもみたけどこの実装を時間内にはムリ!と思いDに合流。

Dはりゅうせいくんが考察してくれていて、僕らがCを考えている間にサンプルが合ったので投げてみたけどWA。合流後に3人で考えてみたけど結局5WAで時間が来て終了。

3完できて学内2位、Dが解ければよかったけど、個人的には満足した。 その後Twitterをみたり、部内の他チームとどんな感じだったか少し話して片ずけをして懇親会に向かう。

懇親会

(珍しく?)国内予選お疲れ様と新入部員歓迎会を兼ねた懇親会をしました。

こういうサークルっぽいこともっとやっていきたいね。

あとがき

僕個人としては最近、配属先の研究室が決まり、今後も競プロとは趣味としての関係が続いていくと思います。来年の国内予選は参加するかな。あとは万年緑なのでレートあげたいけど、競技人口も増えてきて今以上に精進しないと厳しい状態ですね...

最後にこれは完全に個人のお気持ちなんですが、読んでもらえたら。
僕はRiPProという団体で競技プログラミングをしてるんですが、今年度で強い先輩方が卒業し部員が減ってしまうのがかなり寂しい状況です。新入部員も残ってくれていますがそれにしてもそんなに部員が多いという状況にないといういことに変わりありません。他大学の競プロサークルがどのような状況なのか僕はあまり知らないので比較できませんが、弊サークルのことを少しでも知ってもらいたので個人的な所感を書きます。

弊サークルの良いところ  

  1. いわゆる学内選抜のハードルが低い
    ICPC国内予選ではルール上、出場チームの多い大学には通称学内選抜なるものが存在します。が、幸か不幸か弊学から出場するチーム数が少ないので他の強豪校と比較するとハードルは低いと思います。

  2. 学部が活動を支援してくれている(?)
    弊サークルは学部のプロジェクト団体なので学内の他団体に比べると応援されているのを感じます。もちろん毎年学内の助成金にも出願しておりACPC、RUPC、(JAG夏合宿やもちろんICPCアジア地区も1)などの交通費、宿泊費も助成金から賄われています(現時点では)。

  3. ACPC(会津合宿)、RUPC(立命合宿)に主催者側で参加できる
    ACPC、RUPCは面白い参加記がたくさん書かれているのでそれを参照してください。合宿では問題セットを提供して参加者の人々に解いてもらっています。

  4. 2021年3月までは僕がいます(順調にいけば)
    これはいいところか???とりあえず部員1人はいるのが確定ですね。

他にもたくさんいいところはあるかも。RiPProを宣伝するためにいいことばっかり言ってるのであれだけど、受験生とかは8月にあるオープンキャンパスでRiPProのブースにきて詳しい話を聞くといいと思うよ。

JOIやパソコン甲子園に挑戦している中高生競プロerは東大京大などを目指している人が多いと思うけど、選択肢の一つに弊サークル引いては弊学を考えてもらえたら嬉しいです。弊大は入試制度が謎に多いのでね。

もちろん競プロ未経験、さらにはプログラミング未経験でも大歓迎ですよ。僕もここスタートですし、 サークルで競プロするのは楽しいのでおすすめです。

あと弊学ではCTF(Capture The Flag)に取り組む団体もあるんですって!(すごい)

RiPProもRiSTも随時新入部員を求めているので、興味がある人がきてくれると嬉しいな。

文才がないのに深夜テンションでつらつらとポエムを書いてしまった。
この辺でおやすみなさい。


  1. 思い出したので追記 7/14 0:27